1688の利用では不可能だった原価をコントロールして、新製品開発へとつながった
Zsite株式会社
インタビュー
株式会社THE Hによるサポートを受けたZsite株式会社代表の桐村氏にお話を伺いました。
Z世代をターゲットとしたECサイト「Zoomers.jp」
Zsite株式会社様の会社概要について教えてください。
私たちは、「いい人、いいモノにより早く、より簡単に、より適切にアクセスできる世界へ」というビジョンのもと、Z世代に特化したブランド開発やネット通販事業を展開しています。従業員の半数以上がZ世代で、その独自の視点で複数の事業を手掛けています。法人設立1期目の売上は1億円以上で、数十のオンラインストアやブランドの運営実績を持っています。
販売好調だからこその品質改善
今回の課題について具体的に教えてください。
当社の水筒販売事業において、顧客からのフィードバックを元に、茶葉を入れて飲む、ストローを使用して飲むといったニーズがあることが判明しました。これに応える新商品開発の必要性を感じました。また、現在の製品は食器洗い機非対応で、手洗いの困難さを解消する道具も求められていました。さらに、これらのアクセサリーを追加することで仕入れコストが大幅に上昇することを危惧していました。自社で解決できないかとアリババ1688も試しに確認しましたが、改良を加えることや新商品開発の糸口にはなりませんでした。
アリババ1688だけの利用では、解決できない課題
株式会社THE Hは、この課題に対してどのようなサポートを行いましたか?
THE H様からは、まず中国国内にある既存工場との交渉を行い、同時に新しい生産拠点の開拓を進める提案をいただきました。また、新製品には茶葉フィルター、ストロー、対応するストローキャップを追加し、食器洗い機非対応の問題を解決するため、清掃用の棒を製品に追加する提案もいただきました。仕入れコストの改善のため、ボトル本体にブランドロゴを入れる代わりに、パッケージングボックスにロゴを入れることで約20%のコスト削減を実現しました。その他、パッケージデザイン、成型、商標登録、他国への販売支援なども提案いただきました。
仕入コスト削減という点を見直すことで見えてくる可能性
これらのサポートによって、どのようなメリットが得られましたか?
もともと売上が好調だった中、さらなる価値を加えることで、原価をコントロールし、利益率の向上につながりました。これは、継続的な事業展開において極めて有益な成果となりました。THE H様のサポートにより、新商品開発とコスト削減の両立が実現しました。
ありがとうございました。Zsite株式会社様の今後の更なる発展をお祈りしています。